自民党の小野寺五典(おのでらいつのり)政調会長は2024年12月15日に講演を行った際に「年収103万円の壁」について、アルバイトをしている大学生らを扶養する親の税負担への対応が課題となっていることについて、「根本おかしい」と述べたことで、SNS等で話題になっています。
今回は103万の壁について簡単に解説しつつ、今回の話題になっている小野寺五典政調会長が「なぜ、学生が103万円まで働かないといけないのか」と述べたことについて世間の声についてまとめていきます。
自民党の小野寺五典政調会長とは
引用:自民党公式サイト
- 名前:小野寺五典(おのでらいつのり)
- 生年月日:昭和35年05月05日
- 出身:宮城県気仙沼市
- 選挙区:宮城県第5区
- 役職:自民党政務調査会長
103万の壁について
103万円の壁とは、家族の扶養に入っている学生や主婦などが働く場合に、年収が103万円を超えると所得税の支払い義務が発生するボーダーラインです。
- 所得税が発生する
- 住民税が高くなる
- 配偶者控除が受けられなくなる
- 親の税金が増える
扶養の範囲内で所得税が発生しないように働くには、給与年収103万円以下に抑える必要があります。
年末になるとシフトを減らすパートの方が増える事例は珍しくありません。
年末などの忙しい時にシフトを減らされると経営者やお店側は困ってしまいますよね。
扶養の範囲内で手取りをなるべく多くしたいと考えると現時点では仕方ないことなのかもしれません。
学生が103万円を超えるまで働くことについて
小野寺五典政調会長は「学生が103万円を超えるまで働くことについて」について次のように述べています。
講演で小野寺氏は、「学生が103万円を超えて働くと、父親の扶養から外れ、父親の税金が多くなるということで、103万以上働かないようにしようという話がある」と説明。 その上で、「野党各党は壁をとっぱらえとか言うが、根本おかしいなと思う。なんで学生が103万円まで働かないといけないのか」と強調した。 また、「学生に十分学業に専念できるような支援をすること。本来はこれを国会でやるべきではないか」と述べた。
- 学生が103万円を超えて働くと、父親の税金が多くなるのでアルバイト等の収入を抑えなければならない
- そもそもなんで、学生が103万円まで働かないといけないのかと強調した
- 学生に十分学業に専念できるような支援をすることが国会のやるべきことではないか
この講演が話題になっているので、世間の声を紹介していきます。
世間の声
著名人までコメントされていますね。それだけ注目されていることが分かります。
- 親の年収が上がらないうえに税金、社会保険、物価などの上昇で苦しいから学生はアルバイトして親を助けてることをわかっていない
- 庶民の生活環境をわかっていない
- 学生を育ているのは、誰だと思っているのかわかっていない
世間の声を見てみますと、こういった意見が多かったですね。
政治家と庶民の生活環境にギャップがありすぎるのでしょうね…
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、自民党の小野寺五典(おのでらいつのり)政調会長が「なぜ、学生が103万円まで働かないといけないのか」と述べたことについて世間の声をまとめてみました。
- 学生が103万円を超えて働くと、父親の税金が多くなるのでアルバイト等の収入を抑えなければならない
- そもそもなんで、学生が103万円まで働かないといけないのかと強調した
- 学生に十分学業に専念できるような支援をすることが国会のやるべきことではないか
そのことに対し…
- 親の年収が上がらないうえに税金、社会保険、物価などの上昇で苦しいから学生はアルバイトして親を助けてることをわかっていない
- 庶民の生活環境をわかっていない
- 学生を育ているのは、誰だと思っているのかわかっていない
2024年12月15日時点でこういった状況です。
国民の反応をみて今後どういったアクションを起こすのか、期待したいですね。
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